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神戸ルミナリエについて
About

1995年1月17日午前5時46分。
「阪神・淡路大震災」が神戸の街を襲いました。
マグニチュード7.3、最大震度7、死者6,434名、行方不明者3名、負傷者43,792名という極めて深刻な被害をもたらした大震災からまもなく30年の月日が経とうとしています。

神戸は震災後、国内外からの多くの温かい支援を受け、様々な苦難を乗り越えて復興を果たしました。そのような復興を歩むうえでシンボルとなった行事が、震災の同年1995年12月に初めて開催された「神戸ルミナリエ」。
震災から約11か月、未だ復旧途上にあった神戸の夜に灯った荘厳な光の芸術は、大災害に打ちひしがれた神戸の街と市民に大きな感動と勇気、希望をもたらしました。

阪神・淡路大震災直後の中央区・生田新道周辺(写真提供:神戸市)

1995年「第1回神戸ルミナリエ」

「夢と光」をテーマにデザインされた、約15万個の電球を使用した作品を設置した会場には、11日間の会期中に当初の予想を遥かに上回る254万人もの方々が来場し会期終了直後から、市民をはじめ各界から継続開催を求める強い声が主催者に寄せられ、翌1996年、第2回目の開催が決定しました。

以来、「神戸ルミナリエ」は、多くのご協賛企業様や市民の方々、ご来場の皆様のご理解・ご支援に支えられて毎年開催することができ、震災の記憶を永く後世に語り継ぐ、まちと市民の希望を象徴する行事として、また、神戸の冬の集客観光促進事業の柱として、広く認知されることとなりました。

そもそも“ルミナリエ”はイタリアの「電飾」の意味に由来します。
様々なデザイン様式の木製の構造体に色とりどりの電球を配置し、三次元的な芸術空間を創造する“ルミナリエ”は、中世イタリアの祝祭装飾が起源であるとされ、現在ではイタリア南部を中心に見ることができます。

「神戸ルミナリエ」では、毎年作品テーマを定め、作品テーマに沿って各作品のデザインを行い、これに合わせた部材をイタリアで手配し、神戸に運んでイタリア人職人と日本人スタッフの手によって組み立てています。

2024年「第29回神戸ルミナリエ」メリケンパーク会場

第30回の作品テーマは「30年の光、永遠に輝く希望」です。
震災からの復興を遂げ、さらなる強さと美しさを備えた神戸の街に輝く「神戸ルミナリエ」は今や多くの人々にとって希望の象徴となりました。
この光は未来へと続く希望の灯火として、これからも神戸の街を、そして訪れるすべての人々の心を照らし続けるでしょう。

阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と震災の記憶を後世に語り継ぐ、まちと市民の希望を象徴する行事として開催されてきた「神戸ルミナリエ」はまもなく第30回の節目の年を迎えます。2025年1月、あの光溢れるルミナリエの下で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

神戸ルミナリエストーリー
Story

2023年作品

第29回 2023年度(令和5年度)
日程:1月19日(金)~1月28日(日)
作品テーマ:神戸、未来に輝く光(Kobe, brillando verso il futuro)

2022年作品

第28回 2022年(令和4年度)
日程:12月9日(金)~12月18日(日)
事業名:神戸ルミナリエpresents「カッサアルモニカ/音楽の宝箱」

2021年作品

第27回 2021年(令和3年度)
日程:12月3日(金)~12月12日(日)
事業名:神戸ルミナリエpresents「ロソーネまちなかミュージアム」

2020年作品

第26回 2020年(令和2年度)
日程:12月4日(金)~12月13日(日)
事業名:光の装飾 ~想いをつなぐために~

2019年作品

第25回 2019年(令和元年度)
日程:12月6日(金)~12月15日(日)
作品テーマ:希望の光に導かれて、25年(Da 25 anni,guidati della luci della speranza)

2018年作品

第24回 2018年(平成30年度)
日程:12月7日(金)~12月16日(日)
作品テーマ:共に創ろう、新しい幸せの光を(Luci di felicita)

2017年作品

第23回 2017年(平成29年度)
日程:12月8日(金)~12月17日(日)
作品テーマ:未来への眼差し(Guardando al futuro)

2016年作品

第22回 2016年(平成28年度)
日程:12月2日(金)~12月11日(日)
作品テーマ:光の叙情詩(Ode della luce)

2015年作品

第21回 2015年(平成27年度)
日程:12月4日(金)~12月13日(日)
作品テーマ:心の中の神戸(NEL CUORE KOBE)

2014年作品

第20回 2014年(平成26年度)
日程:12月4日(木)~12月15日(月)
作品テーマ:神戸 夢と光(Kobe,citta dei Sogni e della Luce)

2013年作品

第19回 2013年(平成25年度)
日程:12月5日(木)~12月16日(月)
作品テーマ:光の記憶(Memoria della Luce)

2012年作品

第18回 2012年(平成24年度)
日程:12月6日(木)~12月17日(月)
作品テーマ:光の絆(La Luce di KIZUNA)

2011年作品

第17回 2011年(平成23年度)
日程:12月1日(木)~12月12日(月)
作品テーマ:希望の光(Luci di Speranza)

2010年作品

第16回 2010年(平成22年度)
日程:12月2日(木)~12月13日(月)
作品テーマ:光の心情~輝きの記憶を留めるために~(IL CUORE NELLA LUCE)

2009年作品

第15回 2009年(平成21年度)
日程:12月3日(木)~12月14日(月)
作品テーマ:光の抱擁(L'abbraccio della Luce)

2008年作品

第14回 2008年(平成20年度)
日程:12月4日(木)~12月15日(月)
作品テーマ:光のインフィニート(Luce d’ infinito)

2007年作品

第13回 2007年(平成19年度)
日程:12月6日(木)~12月17日(月)
作品テーマ:光の紀元(L'era della Luce)

2006年作品

第12回 2006年(平成18年度)
日程:12月8日(金)~12月21日(木)
作品テーマ:空の魅惑(L'Incanto del Cielo)

2005年作品

第11回 2005年(平成17年度)
日程:12月9日(金)~12月22日(木)
作品テーマ:光の第二章(Inizia il secondo capitolo della Luce)

2004年作品

第10回 2004年(平成16年度)
日程:12月13日(月)~12月26日(日)
作品テーマ:神戸、光の都(La citta della Luce)

2003年作品

第9回 2003年(平成15年度)
日程:12月12日(金)~12月25日(木)
作品テーマ:光の地平線(La Luce dell’ Orizzonte)

2002年作品

第8回 2002年(平成14年度)
日程:12月12日(木)~12月25日(水)
作品テーマ:光のぬくもり(La Luce e Vita)

2001年作品

第7回 2001年(平成13年度)
日程:12月12日(水)~12月25日(火)
作品テーマ:光の願い(Desiderio di Luce)

2000年作品

第6回 2000年(平成12年度)
日程:12月12日(火)~12月25日(月)
作品テーマ:光の永遠(インフィニティ)(L'INFINITO)

1999年作品

第5回 1999年(平成11年度)
日程:12月13日(月)~12月26日(日)
作品テーマ:“Pure”な光の下で(Nel Cielo di Pura luce)

1998年作品

第4回 1998年(平成10年度)
日程:12月11日(金)~12月25日(金)
作品テーマ:光の星空(FIRMAMENT DI LUCE)

1997年作品

第3回 1997年(平成9年度)
日程:12月12日(金)~12月25日(木)
作品テーマ:大地の星達に捧げる(LE STELLE DELLA TERRA)

1996年作品

第2回 1996年(平成8年度)
日程:12月12日(木)~12月25日(水)
作品テーマ:讃歌-輝けるときを求めて(Ode per il tempo di luce)

1995年作品

第1回 1995年(平成7年度)
日程:12月15日(金)~12月25日(月)
作品テーマ:夢と光(Dei Sogni e della Luce)